アパ漫画とバブル崩壊エピソード
ホテルにあったアパ漫画を読んだ。
↓アパホテルには部屋にミニ本棚があり、アパ関連の書籍が備え付けられている。書籍のラインナップはホテルによってやや異なる。
↓アパ漫画
タイトルは「アパホテル マンガで学ぶ成功企業の仕事術」らしい。
参考 https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=13824
30分ぐらいでさくっと読めて、アパホテルの歴史と概要がざっくりわかる。
↓登場人物
似顔絵が全く似てない気はするが、まぁ漫画だし。
↓キャラデザの変遷。引用 https://twitter.com/banmikas/status/826969553951264768
アパ漫画のエピソードの中で面白いと思ったのが、アパホテルがバブル崩壊をいかに回避できたかというエピソード。日本では近代に2度大きな金融「バブル崩壊」があった。
1990年 バブル崩壊
1987年のブラックマンデーで危険を感じ、収益還元法などから考えても土地はバブルと考え、手持ち不動産を売り払った。1990年、総量規制など金融引き締めをきっかけとしてバブルは崩壊。すでに不動産を売り払っていたアパホテル(旧 信金開発)はこの危機を乗り切った。
↓長期日経平均株価チャート 引用 http://baseviews.com/chart/nk225-j.html
2008年 リーマンショック
2007年1月、耐震偽装問題が発覚。マスコミにたたかれ、金融機関からは借入金の返済を迫られ、売れる不動産、土地や建設予定のホテル、マンションなどを売り払った。その直後、世界的な金融危機がはじまり、2008年9月のリーマンショックをきっかけに土地は大暴落した。アパホテルはすでに借金や不要な不動産を売却していたため、この直撃を避けられた。逆に、売却資金を元手に安くなった土地を購入して躍進のきっかけとなった。災い転じて福となす、まさに強運(←というタイトルのアパ本もあったな)。
参考
→世の中のバブル期を最大のチャンスに変える